小僧の神様

実家に帰ったとき、ふと志賀直哉の本が目に止まりました。
誰が買ったのか分からないけど、かなり年季が入っています。

志賀直哉の本は、実は読んだことがありませんでした。
「暗夜行路」は、かたっぽしかなかったので、やめて、
有名な「城の崎にて」が入っているこの短編集を手に取りました。
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短編集なのですが、まずは「城の崎にて」を読みました。
なんだか、静かで綺麗でした。
表紙の写真、結構男前だと思うのですが、瞳がきれいなんです。
この眼で写した風景が、小説を通して私の頭の中に静かに美しく広がる感じです。

つぎつぎと読み進めたのですが、面白かったのが「小僧の神様」。
この短編で、志賀直哉は「小説の神様」とも言われるようになったとか。
(そんなこと言われて、本人はどう思ったのか・・気になるところですが)

この話を読んだとき、なんともいえない、満たされた気持ちになりました。
いい小説だなあ、と思いました。
書き出しから、美しかったです。

「仙吉は神田のある秤屋の店に奉公している。
それは秋らしい柔らかな澄んだ陽ざしが、紺の大分はげ落ちた暖簾の下から
静かに店先に差し込んでいる時だった。・・・・・」

お金がなくて、小僧が食べたくても食べられなかったお寿司。
それを、不思議な縁で、ある人が小僧さんにご馳走したのですが
その人の素性は知れないまま・・・小僧にとっては「神様」としか思えなかった。
というような話です。

この話を読んだ翌日。
エキサイトブログから、「山村社長とお寿司」の当選通知が来ました。

これは・・・小僧ならぬ、小娘の神様?

いずれにせよ、この偶然はあまりにもびっくり。
単なる偶然ですが・・・不思議すぎます。
興味のある方、読んでみてください。
あなたにも神様が現れて、お寿司をご馳走してくれるかもしれません。
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by ekla-cafe | 2005-03-31 22:53 | log


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