電話の声

用があって、高校時代の友達に、約8年ぶりに電話をかけた。
緊張した。

電話に出たその人の声は、私の記憶の中の声と違っていた。
あんなに、声、高かったんだ、と思った。

ものすごい他人口調だった。私の用件を聞くと、また連絡くださいと言った。

電話を切ったときは、もう連絡しない、会うのもやめたほうがいいかもしれない、と思った。
でも、よく考えたら、奥さんがそばにいたのかもしれない。
わざとあんな話し方、したのかもしれない。

分からないけど、少し時間をおいて、また電話してみようと思う。

それにしても、まるで知らない人に電話をかけたみたいだった。
記憶ってあいまいだ。





ショックだったのだけれど、
そうしたらなぜだか、あの人の声も、もう覚えていないんじゃないか、
そしたら吹っ切れるんじゃないか、そんな気がして、電話をかけた。

聞き覚えのある声が流れてきた。

「・・・電源がはいっていないため、かかりません。・・・」

ははは。笑えてきた。笑えて仕方なかった。
相変わらずだなぁ。変わってないんだなぁ。

なんか、よく分かんないけどすっきりした。
涙、あんなに流したのに、今日。

へんなの。
目は痛いけど、心は少し、痛くなくなった。
たぶん。
[PR]
by ekla-cafe | 2005-05-22 22:22 | log


Take it easy, love & peace!


by ekla-cafe

プロフィールを見る
画像一覧

以前の記事

2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 07月
2013年 05月
more...

カテゴリ

検索

ファン

ブログジャンル

画像一覧