寛次郎さんの家

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ずっと行きたかった場所に、やっと行けました。
五条坂の交差点を下り、少し細い静かな通りに入った場所にある一軒のお家。
すぐそばに清水寺があるとは思えないような、人通りの少ないところに
河合寛次郎記念館はあります。

寛次郎さんのことは、少ししか知りませんでした。
新しい自分が見たいのだ 仕事する
という言葉に出会ったことと、
島根県安来市(やすぎし)出身ということから、興味がありました。

その静かな家で過ごした時間は、素晴らしすぎて、
どう表現したらよいか分かりません。
受付から階段を上がり、2階の部屋を見てから
1階に下りて庭や登窯を見ました。

ひとつひとつ、丁寧に見て回りました。
最後は1階の大きなテーブルに置いてある本を少し読みました。
閉館時間になって、誰もいなくなるまで、その家にいました。
寛次郎さんの思想の全てがかたちになった家でした。
その思想を今まで知らなかった私でも、帰る頃にははっきりと分かりました。

また、「わっか」ができたな、と思いながら、私は感動していました。
去年、まだ東京にいた頃のこと。
駒場にある日本民藝館にいきたいなあと思っていました。
紅型が好きで、芹沢銈介さんの作品が見たくて。
そのときは、民藝というのが何なのか、私は知りませんでした。

寛次郎さんのことを知るにつれ、柳宗悦という人のこと(柳宗理の父です)、
棟方志功、芹沢銈介。
すべてつながっているんだということが分かりました。
それから、濱田庄司、バーナードリーチ。
民藝運動の展開に大きな役割を果たしたと言われる人々です。

それと、寛次郎さんの作品を見ているうちに、
「ピカソみたいだなあ」という感覚がありました。
以前、箱根彫刻の森美術館で、ピカソの作品を好きになったときと
おんなじ気持ちがしたのです。
そして、ピカソと同じように多才であり天才だと。

1時間半では、まったく足りませんでした。
次は一日中ここで過ごそうね、ちゃんとカメラも持ってこよう、と
一緒に来た友人と約束しました。


 河合寛次郎は、その生涯を通じいつも子供のように感動する心を失わず、
ありとあらゆる物と事の中から喜びを見いだし、そして何よりも人と人生を
こよなく愛し大切にした人でありました。
 寛次郎は、『驚いている自分に驚いている自分』と語っております。
 私たちは誰でも美しいもの、素晴らしいものにめぐりあえたとき感動し、
心豊かになるものですが、翻ってそんな感動、そんな思いが出来る
素晴らしい自分自身には案外気が付かないものです。
 寛次郎は、ともすれば私達が忘れがちなそうしたごく身近な心や、
形を大切にしました。
 -パンフレットより抜粋-

河合寛次郎記念館
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by ekla-cafe | 2006-01-23 22:12 | log


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