ぶつけた・・・のか?

ショックだったので書かないほうが、、と思っていたのですが
書いたほうが、やっぱいいか、ということで(自分のため)。

昨日、車で接触をやらかしました。
人生で初めて。
っていっても、日常的に車を運転してるわけではないのですが、
今まで事故は起こしたこと無いです。

で、昨日、とある用事があって、お使いってことで車を借りて、
なんと祇園に行ったのですよ。
だいたい、京都で運転するのがここ数日で2回ほど、という状態で
夕方の激混みの京都市内を・・・しかも祇園・・・。




勘弁してーな、と思いつつ、でも仕方ないので行きました。
京都で運転してないとはいえ、普段チャリで駆け巡っているので
道はたいがい分かります。ただ、抜け道までは不安なので、
二条を堀川から河原町手前までぶっちぎった以外は、
大通りを通りました。(でも、やっぱ、すごい混んでる)

四条の川端を過ぎ、どんぐり(団栗橋、というのがあるのです)で曲がって、
そこからは怪しい。車を止めて地図見たり、どうにかこうにか進んでいくと
目的地に近くなったのでいったん車を止めようとしました。
その通りというのが、一方通行のめっちゃ狭い道(小路、というかんじ)で
タクシーが結構通るんです。抜け道として。

でも止めなきゃいけないので、塀ぎりぎりに駐車しようと
バックで寄せていたら、「ん?」と思った時には、もう真横にタクシーがおりました。
で、私の車のミラーが、どうやらぴったりとタクシーにくっついているほどの距離なのです。

ありゃ。ぶつけたんだろうか・・・
(注:ぼこーん、とか、ガリガリ、とか聴こえてないので、こういう反応です)
正直、後ろの車のこと、全然気をつけてなかった。

焦ったものの、とりあえず車が通れるようによけて、後ろの車も全部通して、
駐車しました。

で、
で・・?

どーすりゃいいのだ。と、激しく動揺。
ただでさえ、人を数十分待たせていたのです。
遅れるということについては、既に連絡をつけてもらっていたのですが・・・
さらに遅れるやん!どげすーだ。

今思えば、、事故処理とかに関しては、あまり気にしてなかったのです。
車はちゃんと保険に入ってたし。
ただ、人をこれ以上待たせる事に、焦った。
警察なんか来てもらう事になったら、それこそ30分とか、かかるんじゃ・・・と。

すると、さっきの運転手のおっちゃんが、前のほうに車を止めて
こっちに来はりました。

とりあえず平謝り。(ぶつけたのかどうかは、ともかく)
おっちゃんも、そんなにものすごく怒ってはないけど、まあ普通に怒ってました。
「金曜の夜は忙しいんやでー、ほんまに~。あんなとこで動かんと
じっとしとったらええのに・・・ブツブツブツ・・・・」

明るいところに出て確認せなどうもならんわ、と言って、車を少し大きな通りに
止めにいって、私はその間に、お使いを頼まれた人に電話で簡単に報告。
そして、ひとまずタクシーの傷チェックへ。

したらね、無いんですよ、傷が。
懐中電灯で照らしても、触って確かめても、まーったく。いっこも。
さんざん、しつこく見ても、ないんです。

で、普通だったら警察呼ぶところを、
おっちゃんが「まあとりあえずえーわ」って感じで
その場は終わりました。こっちの連絡先だけは聞かれましたが・・・。

はぁぁ。とりあえず終わった。
で、ダッシュで約束していた人のとこへ行き、待たせてしまったことにまた平謝りして、
用事をすませようとしていたら、さっきの接触の件で、お使いの主から電話が。
そこで「向こうの名刺とかもらったんか?」と聞かれ、

何も聞いてへん・・・どこのタクシーやったかも怪しい・・・。色くらいしか覚えてない。

さすがに、自分のアホさに凹みました。
相当、動揺してたし、焦ってたんですよね。
はよ行かな!って思ってたし。

それにしたって、何も確認してないとは、あきれる。
非常事態のときに、冷静でいるって事は難しいですね。
まあ、慣れんことだった、てのもありますが。

で、結局その後、用事が全部終わった頃には
祇園までお使いの主が車で来てくれていて、
大丈夫やって、気にするな~
って言ってくれたので、半泣き程度ですみました。
ほんまやったら、どかーんと泣きたい気分でしたよ、さすがに。

けど、戻って色々話していたら、
「それって、ぶつけてないんちゃうん??」
てことになり、

うーん、そうだったんかも。と思うのでした。
どうなんやろ・・・

まいっか・・・


          *

それでもやっぱり、ちょっとショックを抱えたまま帰宅。
お腹が空いてるはずなのに、何を食べたらいいか分からず(←これ危険)
とりあえずコンビニで肉まんを買って家に帰って
もそもそと食べ、泣いてみたい気分だけど泣けず、
テレビを見ることにしました。

そしたら、医療の現場について(すごい医師の手術のドキュメンタリーみたいなの)
やっていて、それ見てたら、ぼろぼろ泣いてました。

大動脈瘤の人口血管手術で有名なある医師が言っていました。

「奇をてらったことをしない。いつもやるようにやる。同じようにやる。
そうしたら同じ結果が出る。職人と一緒。」

とても難しく、他の病院では断られるような患者さんに対する手術。
8時間とか、長ければ10数時間に渡る手術で、もちろん、命に関わる。

ほんとにシビアな状況にあって、手術中に予期せぬトラブルが起こり、
結果的に患者さんが亡くなったケースがありました。

その医師は何件も手術を経験し、何人もの患者さんを助けていたのに、
その時は「初めて起こった事に動揺した」そうです。
「逃げるつもりはないけど、逃げ出したいとは思った」と。

それでも彼は、怖がってもうその手術をしない、なんてことはもちろんなくて、
その死から何を学んで、次にどうするかっていうことしか考えていなかったのです。

「成功した患者さんのことは覚えていない。亡くなった人のことしか覚えていない。
人生は哀しいものだと思っている」

哀しいもの、っていう風に思うのは辛いだろうなあという気がしたのですが、
彼にとっては確かにそうかもしれない。
でも、その医師は本当にかっこいいと思いました。

川崎幸(さいわい)病院 心臓血管外科医 山本 晋 氏です。 詳しくはこちら


次元が違いすぎるけど・・・
失敗したときに「また次に起こったらどうしよう」じゃなくて
「次に起こらないようにするには、そして起こったらこうすればいい」
って思うことが大事だと思いました。

どんな場合においても。

だから私はまた車に乗れます。
祇園に行けたんだから、もうどこでも行けるよ。
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by ekla-cafe | 2006-12-16 14:15 | log


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